英語は何歳から始める?脳科学で考えるベストな英語学習方法をご紹介!

子どもの未来を切り開く鍵となる英語学習。
小学校でも今や必須科目となっていますね。

そんな英語学習について 、“いつから子どもに英語を教え始めるべきか…”と悩まれるパパママは多いかと思います。

この答えを探るために、脳科学に目を向けてみてはどうでしょうか。
脳科学は、子どもは言語習得能力がとても高いことや、その能力を最大限に引き出すためのタイミングや学習方法を示してくれます。

私は、おもちゃで子どもの英語学習を始めてみましたが、どのような英語学習方法に効果があるのか気になります！

本記事では、脳科学に基づいた英語学習の最適なスタート時期と、効果的な学習方法をご紹介します。
子どもたちが楽しく英語を学び、成長してからグローバルな社会で活躍できるように、今から準備を始めましょう。

脳科学とは…

脳科学とは一体何なのか…。
聞いたことはあるけど、どういうものかよくわからない人が多いと思います。

わかりやすく説明しますね。

脳科学の基本

脳科学とは、ヒトを含む動物の脳と、それが生み出す機能について研究する学問分野です。

視覚認知や聴覚認知などの感覚入力の処理、記憶、学習、予測、思考、言語、問題解決などの高次認知機能、そして感情に関するものなど、脳のさまざまな機能に焦点を当てて研究されています。

脳科学と言語学習の関係

脳科学の研究により、言語学習における脳の構造と機能の関係が明らかにされました。

子どもの脳は、言語を学ぶために特別に設計されていると言っても過言ではありません。
早期に二言語に接触することは、言語処理に関わる脳領域の発達に影響を与えるとされています。
この時期に言語に触れることで、子どもたちはより柔軟な神経系を発達させ、言語学習の効率を高めることができます。

また、言語学習は睡眠中にも進行するとされています。
睡眠によって脳が休息状態にあるとき、脳の言語センターのコミュニケーション能力が活発になり、起きていた時の言語学習を復習し整理する活動をします。

まさに、寝る子は育つ、ですね。

これらの脳科学的知見は、言語学習方法の改善や、教育技法の開発に役立てられています。
言語を効果的に学ぶためには、これらの脳の機能を活用し、多様な学習方法や実践的な使用を組み合わせることが必要です。

言語学習は単に記憶するだけでなく、脳の様々な領域を活性化させることで、より深く理解し言語能力を身につけることができるのです。

英語を始めるのに適した年齢は？

今の世代のパパママは、中学校から英語学習した人が多いのではないでしょうか。
英語の授業が憂鬱だった人もいるのでは。

英語学習に苦労したのは、脳科学的には言語学習のベストタイミングではなかったからかもしれません。

それでは一体何歳から英語学習を始めるのがベストなのでしょうか。

0～6歳がベストタイミング

英語のような第二言語を習得するのに最適な時期については、多くの研究があります。
言語習得には“臨界期”と呼ばれる時期があり、この時期に言語に触れることで、より自然に、そして効率的に言語を身につけることができるとされています。

特に、0歳から6歳の間は言語習得に非常に敏感な時期であり、この時期に始めると、母国語を学ぶように第二言語も自然に習得することができます。

幼児期に英語を学んだ子どもは、成長してからもその言語能力を比較的容易に取り戻すことができるとされています。
幼少期に英語環境で生活した経験がある子どもは、大人になってから再び英語に触れる機会があると、他の人よりも早く英語を覚えることができるという研究結果もあります。

脳科学者が薦める英語学習方法

幼児期は、言語習得のためのゴールデンタイムとされていることを紹介してきましたが、脳科学者はこの貴重な時期にどのような英語教育方法を推奨しているのでしょうか？

早くに英語に触れさせる

脳科学者たちは、できるだけ早くから子どもに英語に触れさせることを進めています。
この時期の子どもの脳は、新しい情報を吸収するのに非常に適しており、言語の音やリズムを自然に学ぶことができます。

遊びの中に英語を取り入れる

歌、ダンス、ゲームを取り入れたアクティビティは、楽しみながら言語を学ぶのに効果的です。
子どもたちは遊びの中で自然と言語を使い、実践的なスキルを身につけます。

楽しいと、興味を持って英語を学ぶことができますね。

親子一緒になって学ぶ

パパママが子どもと一緒に英語で遊んだり、話したりすることも大切です。
親子で英語の絵本を読んだり、英語で会話をしたりすることで、子どもは安心感の中で言語を学ぶことができます。

パパママが、英語が得意でなくても大丈夫！一緒に楽しみながら学びましょう。

英語学習を習慣にする

一時的な学習ではなく、継続的に英語学習ができる環境にしましょう。
英語のテレビ番組や映画、オーディオブックなどを日常生活に取り入れて、子どもが常に英語に触れる機会をつくると良いです。

これらの方法は、子どもたちが英語を自然に楽しく学ぶための土台をつくります。
そして、幼児期の英語教育は単に言語を学ぶだけでなく、子どもたちの脳の発達を促し、豊かなコミュニケーション能力を育むための重要なステップなのです。

子どもの英語能力を最大限に引き出すために親ができることとは？

子どもの英語能力を伸ばすためには、親としてどのようなサポートができるでしょうか？
脳科学に基づいて、子どもの言語習得能力を最大限に引き出す方法を探ります。

親が見本となるような姿勢

いくら子どもに「英語の歌をうたって！」「アルファベットを書いてみよう！」と言っても、興味が沸くことはないでしょう。

でも、パパママが学ぶ姿勢の手本となり楽しみながら一緒に学ぶことで「楽しい！もっとやりたい！」と積極的になれるのです。

積極的に英語を学ぶ環境をつくる

家庭内での言語使用を一貫させることで、子どもは言語のパターンをより効果的に学びます。
例えば、特定の活動や時間帯を英語のみで過ごす「英語タイム」を設けることが有効です。

遊びを通じて英語学習ができるような環境をつくることも効果的です。

英語のゲーム、アプリ、オンラインプログラムを利用してみてはいかがでしょうか。

また、英会話レッスンや英語を使うコミュニティイベントへの参加などで、コミュニケーションの中で英語を実践することも、英語の上達が速くなります。

ほめて伸ばす

正しい発音や文法ができていなかったとしても、英語でコミュニケーションをとることを試みたことをほめてあげましょう。

日本語でも最初は少し間違えた言い方をしていても、いつのまにか子ども自身で気づいて修正していることがあると思います。
同じように、英語の場合もいつかは間違いに気づいて修正できるのです。

なので、間違いを正すことに注力せず、積極的な英語の使用をほめてあげて子どものやる気をアップさせましょう。

ほめてやる気アップさせることが、一番上達への近道です！

これらの脳科学的戦略を取り入れることで、親は子どもの英語能力を高めることができます。

子どもの言語習得は、単に言語の知識を増やすだけでなく、コミュニケーション能力を高め、将来的にはグローバルな環境で活躍するための基盤を築くことにもつながります。

親としてできることは多くあります。
今日からでも子どもの英語教育に積極的に関わってみましょう。

まとめ

脳科学に基づいた英語学習の最適なスタート時期と、効果的な学習方法をご紹介しました。

脳科学では、学校の授業のような単語や文法を教えていく方法ではなく、子どもそのものの言語習得能力を高めてあげるだけで、日本語と同じように子ども自ら吸収していく力があることを教えてくれています。

「自分が英語が苦手でも、子どもには苦手意識を持たず英語能力を身につけさせてあげたい…」という切実な親心がある方は少なくないと思います。
まずは肩肘張らず、遊びの中で英語に触れさせることから始めてみてください。
大切なのは、パパママも一緒に楽しく英語学習することです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

こひつじ

１歳児の育児に奮闘している30代の主婦です。 子供の将来の可能性を少しでも広げたいという想いから、英語や通信講座の情報をまとめています。

知育玩具や絵本なども取り入れて、子供と一緒に楽しむ幼児教育を実践中。

実体験を交えながら情報発信していくので、幼児教育に興味はあるけれど効果があるのか不安な方や、選ぶ基準が分からないとお悩みの方はぜひご覧ください。