あなたは絵本を買う?借りる?それぞれのメリット・デメリットを徹底比較!
絵本は、子どもたちにとって最初の読書体験であり、文字と絵を通じて想像力を高めることができます。
絵本は、単なる子ども向けの娯楽ではありません。
親が子どもに読み聞かせをすることによって、絵本を通じて一緒に物語の世界を探検します。
そして、子どもはその瞬間を記憶に深く刻み込み、大人になっても心温まる思い出として残ります。
絵本を選ぶ際には、購入するか図書館で借りるかという選択があります。
どちらが良いと思いますか?
買う派の人もいれば借りる派の人もいるでしょう。
私は、絵本を買うことも借りることも、どちらもあります。
この記事では、絵本を「買う」ことと「借りる」ことのそれぞれのメリットとデメリットを掘り下げて解説いたします。
それでは、絵本を選ぶ際の賢い選択について、一緒に考えてみましょう。
絵本を買うメリットとデメリット
本屋さんに行くと、絵本コーナーは必ずありますよね。
色とりどりの絵本が並べられた棚を目にすると、子どもでなくても心躍るものがあります。
子どもたちは“自分だけの”絵本をどれにしようか一生懸命選んでいる姿も微笑ましいです。
そんな絵本を購入するメリットとデメリットについて、いくつかご紹介していきます。
絵本を買うメリット
絵本を読むのに時間の制限がない
購入した絵本は、いつでもどこでも読むことができます。
夜の読み聞かせの時間、長いドライブのお供、または雨の日の静かな午後に、お気に入りの絵本を手に取ることができます。
家の本棚に並ぶことによって、いつでも手に取れる大切な本となります。
家族の思い出となる
親や家族が贈り物として買った絵本、また子供自身で選んで買った絵本は、とっておきの絵本として愛着が湧きます。
子どもが成長していく中で、このような絵本は家族の思い出と結びつき、かけがえないものとして絵本に更なる価値が生まれます。
コレクションとしての価値
絵本を買い足していくうちに、絵本のコレクションは家族だけの図書館となり、家族の思い出として大切なものになります。
絵本を買うデメリット
コストがかかる
絵本を購入することは、一冊一冊は高くなくても長期的に購入を続けていけば、かなりの投資が必要となります。
家のスペースの確保
絵本が増えれば増えるほど、家の本棚スペースも増やさなくてはなりません。
子どもが見やすいよう表紙も飾るような本棚も設置すれば、さらにスペースが必要になります。
子どもの成長に合わせて絵本を買い足していきますが、小さい頃に買った絵本も処分しがたいので、絵本の冊数は必然と増えていきますね。
絵本を借りるメリットとデメリット
絵本を図書館で借りることで、新しい物語との出会いを無限に広げることができます。
どれを借りて読もうか、ワクワクしながら選ぶことができます。
一回借りて読んだことがある絵本でも、また気軽に手に取ることもできますね。
図書館から絵本を借りることのメリットとデメリットを見ていきましょう。
絵本を借りるメリット
いろいろな絵本に出会える
図書館は、さまざまなジャンルや作家の作品を取り揃えており、新しい絵本との出会いがあります。
子どもたちは、いろいろな物語やキャラクターに出会うことで、好奇心を刺激されます。
子どもが読みたい絵本、大人が子どもと一緒に読みたい絵本など、それぞれ気軽に選んで借りられますね。
家で借りた絵本を家族で読み合うのも良い楽しみ方だと思います。
コストがかからない
公共図書館で絵本を借りれば、コストをかけることなくたくさんの絵本を楽しむことができます。
読み進めるうちに子どもが飽きてしまった、子どもに読み聞かせをしたらそれほど興味がないようだった…という場合にも、借りた絵本なのでノーリスクです。
気軽な気持ちで絵本を選ぶことができるので、新しい絵本を手にとりやすいです。
コミュニティとのつながり
図書館は地域社会に密接していて、子どもたちが他の読者や図書館員と交流する場所となっています。
読み聞かせのイベントやワークショップなど、図書館が主催するイベントは、子どもたちの社会性を育んでくれます。
家のスペースの節約
家に絵本の棚を設置していても、限られたスペースしかなく、たくさんの絵本を買い揃えることが難しい人もいるのではないでしょうか。
図書館で絵本を借りれば、借りて返すことの繰り返しなので、スペースをとることもなく家の中をすっきりと保つことができます。
図書館で絵本を借りることは、経済的で社会的、そして絵本の世界をたっぷり堪能できます。
新しい物語との出会いを楽しむことで、子どもたちは読書の喜びを学べます。
絵本を借りるデメリット
ずっと手元においておくことができない
いろいろな絵本を借りて読んでいくうちに、お気に入りの絵本に出会うことがあります。
子どもは気に入った絵本は何度も何度も読むことを好みます。
しかし、絵本を借りるということは、返却期限が迫れば返さなくてはなりません。
私は、絵本を借りてとても気に入る絵本に出会ったときには、いつでも読めるようにその絵本を買い揃えることがあります。
よりよい絵本を買うために、借りて読んでみるというのもひとつの手だと思いますよ。
絵本の貸し借りで図書館に行く手間がある
買った絵本であれば家の本棚で保管できますが、借りた場合は家に保管スペースが必要ない分、貸し借りで図書館に行く必要があります。
絵本を買う?借りる?最適な選択とは
絵本を買うことと借りることのメリット・デメリットをご紹介してきました。
はたして、どちらが良いか決めることができますか?
どちらが良いか最適な選択をするために、やってみたほうがよいことを紹介していきます。
家庭のライフスタイルや価値観から考える
絵本を「買う」のか「借りる」のか、その答えはそれぞれの家庭のライフスタイル、価値観、そして経済状況によって異なります。
子どもや家族にとって何が大切か、今一度考えてみる必要があるのです。
価値観と優先順位
絵本に対しての価値をどれだけ重視するか、また、読書を通じて子どもにどのような経験をさせたいかを考えてみましょう。
絵本は、教育的なツールであると同時に、家族の絆を深める手段でもあります。
絵本を買って、ひとつひとつの絵本を大切に読むことや贈り物の絵本を一緒に読むことを体験したいのか、借りていろいろな絵本の世界に触れることを体験したいのか…。
それぞれの価値観で優先順位を決めてみましょう。
経済状況やコストへの考え方
家計に余裕がある場合は、絵本を購入して自宅のコレクションを増やすことも良いでしょう。
予算に限りがある場合は、図書館を活用することでコストをかけることなくいろいろな絵本を楽しむことができます。
絵本はコストをかけることなく借りて読むことができるから、他のことにコストをかけたい…というのもひとつの選択だと思います。
たとえば、家族旅行にコストをかけたいのであれば、それも家族の絆を深めるイベントですし、子どもの成長にも影響します。
何を理想としているかを明確にして、絵本に対してどのくらいのコストをかけるかを考えれば良いのです。
利用の頻度と多様性
お気に入りの絵本を何度も読み返すことを楽しむのであれば、購入が適しているかもしれませんが、常に新しい物語を求める場合は、図書館での借りることが理想的です。
利便性
図書館が家の近くにあれば、借りたり返したりするのに通いやすく、利用するハードルが低くなるでしょう。
絵本を買う本屋さんも、おでかけのついでに寄れる場所にあれば、少し覗いてみようと気軽に行く気持ちになれるはずです。
新しい絵本の出会い方を体験する
絵本のサブスクをご存じですか?
月額定額で絵本をレンタルできるサービスです。
サブスクを利用することによって、絵本を借りるために図書館に行く必要がなく、自宅に絵本が届きます。
また、絵本を買うよりもリーズナブルな金額でお財布にも優しいので、体験してみてはどうでしょうか。
図書館で借りるより、さらに気軽に絵本を楽しむことができます。
まとめ
- 絵本を買うメリットは、いつでも何回でも読めて、ひとつひとつの絵本を大切に読めること
- 絵本を借りるメリットは、いろいろな絵本を気軽に手に取れて、たくさんの絵本の世界を体験できること
- 絵本を買うか借りるか、決め手は絵本への価値観を大切にすること
- 絵本のサブスクも試してみること
私のおススメは断然借りる方だと思っています!
やはりコスパが良く色々なジャンルの絵本に触れることができますし、『買う』前にお気に入りの絵本を見つけられるからです♪
一番はやはり、子どもの笑顔。
どういうことに興味があり、楽しいと感じるのかを理解して、絵本の良さを体験できるのがベストだと思います。
子どもと一緒に、絵本の世界を楽しむための参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。