絵本の読み聞かせで聞かない子供の目線を奪う!誘導する方法とは?
絵本の読み聞かせは、子どもたちの想像力を育む貴重な時間です。
〝人の話を聞く“という教育にもつながります。
しかし、時には子どもたちが話に集中せず、親や教師は彼らの注意を引くために苦労します。
私も、知育として絵本を読み聞かせしていますが、子供が他のおもちゃで遊び出したり、テレビをつけたりして途中から聞かなくなってしまうことがありました!
この記事では、子どもたちが自然と耳を傾けるようになる、魅力的な読み聞かせのテクニックや、絵本の選び方、さらには読み聞かせの環境を整えるコツまで、幅広いアプローチ方法を紹介します。
子どもたちが物語の世界に没頭するための秘訣を、実体験に基づいたアドバイスと共にお届けします。
読み聞かせが一つの子供の遊びということを再認識し、子ども達がどうしたら耳を傾けるようになるのか、一緒に自分の家族に見合ったやり方を探していきましょう。
「聴く力」を育む絵本の選び方
子どもたちが物語に耳を傾け、心を動かされる絵本を選ぶことは、彼らの言語能力と集中力を高めるために不可欠です。
絵本を選ぶ際には、以下のポイントを考慮してみましょう。
興味を引くテーマ
子どもが興味を持ちやすいテーマやキャラクターを選びます。
恐竜や宇宙、動物、冒険物語など、子どもの好奇心を刺激する内容がおすすめです。
私は子供の保育園の読み聞かせを実際に聞いたことがありますが子供心をくすぐるような内容のものをチョイスしていて「先生たち、さすがだなぁ」感心したことがありました。
子どもの参観日のときに絵本の物語のチョイスを「何を基準にして選択しているのか」を聞いたときに、「発表会の劇のお話だったり子供たちが話題にしそうなお話や私たち自身、読んでいて楽しい絵本を読みます」と言われました。
この話を聞いて、先生達自身も絵本の内容を理解して読み聞かせを行なってるんだということを学びました。
鮮やかなイラスト
色彩豊かで、目を引くイラストの絵本は、子どもたちの視覚的な興味を引きます。イラストを通じて物語を理解しやすくなります。
鮮やかなイラストを用いた絵本を読むことで色について覚えることもできるので、おすすめです。
リズミカルな文章
韻を踏んだり、リズムのある文章は、子どもたちの耳に心地よく、言葉への感受性を高めます。
「トントントン」や「ポーン」などの音がある本は幼児期よりも乳幼児期におすすめです。覚えやすい単語のある絵本から読み聞かせていくことでその音が何に対する音なのか理解できてくると、音の表現について理解できるようになってきます。
年齢に合った内容
子どもの年齢や発達段階に合わせた絵本を選ぶことで、理解しやすく、興味を持続させることができます。
子供の成長と共に絵本も変えていかないと、子供が飽きてきて聞かなくなるので注意が必要です。
繰り返しのフレーズ
物語の中に繰り返し出てくるフレーズは、子どもが参加しやすく、予測を立てながら聴く力を育てます。
感情を揺さぶるストーリー
喜びや悲しみ、驚きなど、感情を揺さぶるストーリーは、子どもたちの共感を呼び、深く物語に没頭させます。
感情の入ったストーリーを小さいうちから聞かせることで、喜怒哀楽について理解できるので相手の気持ちを理解するきっかけになるのでおすすめです♪
教訓を含む話
物語から学ぶことができる絵本は、子どもたちにとって価値ある教訓となり、話の内容をより深く考えるきっかけになります。
教訓のある絵本を読むことで、子供が自分から考えて行動できるようになってくるでしょう。
これらのポイントを踏まえた絵本を選ぶことで、子どもたちの「聴く力」を自然と育てることができます。
絵本の読み聞かせは、ただの読み上げではなく、子どもたちの心と頭を育む大切な時間です。
適切な絵本を選び、子どもたちが物語の世界に没頭できるような読み聞かせを心がけましょう。
集中力アップ!読み聞かせのための環境整備
子どもたちの想像力を育む読み聞かせは、親子の絆を深める貴重な時間です。
しかし、周囲の雑音や不適切な照明は、子どもたちの集中力を奪う原因になります。
子どもたちが物語の世界に没頭できるような、読み聞かせに最適な環境づくりをご紹介します。
静かな環境を整える
読み聞かせをする際には、まず静かな環境を整えることが重要です。
テレビやラジオの音は消し、外からの騒音を遮ることができる場所を選びましょう。
また、読み聞かせの時間を決めて、その時間帯は家族が静かにすることがポイントです!
親やお友達がお話ししていると物語の内容が入ってこなくなり集中力が低下してしまいます。
快適な座り心地を提供する
子どもがリラックスして話を聞けるように、快適な座り心地の場所を用意します。
柔らかいクッションやマット、お気に入りのぬいぐるみがあると、子どもは安心感を持って集中できます。
寝る前にリラックスした状態で読み聞かせをするのもおすすめです。
それで、寝てしまったとしても子供にとってそれが寝る要因の一つになると子育てが少しだけ楽になります。
適切な照明を用意する
読み聞かせのための照明は、明るすぎず暗すぎず、子どもの目に優しいものを選びましょう。
間接照明や調光可能なランプを使用すると、落ち着いた雰囲気を作り出すことができますよ。
読み聞かせの前の準備
読み聞かせを始める前に、トイレに行く、水分補給をするなど、子どもが集中を途切れさせることなく聞けるように準備をしておきましょう。
読み聞かせは、子どもの想像力や言語能力を育む素晴らしい機会です。
これらのポイントを押さえることで、子どもは読み聞かせの時間をより楽しみ、集中力を高めることができるでしょう。
子どもの心を掴む読み聞かせのコツ
子供達を物語の世界へ誘い込むには、絵本を読む技術も大事になってきますよね!
では、子供の心を掴む読み聞かせを上手く行うためのポイントをいくつかご紹介します!
インタラクティブな要素
物語に質問を織り交ぜたり、子どもたちが答えられるようなクイズを出すことで、聞き手を物語に参加させます。
物語の一部を子どもたちに演じさせることで、彼らの想像力を刺激します。
視覚的サポート
絵本や手作りの小道具を使って、物語を視覚的に豊かにします。
物語の重要な場面でイラストや写真を見せることで、子どもたちの理解を深めます。
感情の表現
喜怒哀楽を大げさに表現することで、子どもたちの感情を引き出します。
物語の感情に合わせて自分の表情や身振りを変えることで、物語をよりリアルに伝えます。
声の変化
登場人物ごとに声のトーンや速度を変えることで、キャラクターに個性を持たせます。
物語の展開に合わせて声の高低や強弱を調整し、緊張感を演出します。
ストーリーの構造
明確な始まり、中盤、終わりがあるストーリーを選びます。
予測不可能な展開やサプライズがある物語を選ぶことで、子どもたちの好奇心を刺激します。
これらの技術を駆使して、子どもたちが物語に没頭できるような絵本の読み聞かせを目指しましょう。
そうすることで、子どもたちの想像力を育て、物語への愛着を深めることができます。
まとめ
今回は、絵本の読み聞かせを聞かない子供達にどのようにして聞いてもらうのかについてお話ししました。
•絵本は、月齢や物語の内容を考えて選ぶ。
•集中力を高めるには、静かな環境でリラックスさせることが大事
•子供の心を掴むには、声のトーンを変えるなどして読み方を工夫する
絵本の読み聞かせは、子供たちの想像力を育むだけでなく、聴く力や集中力を高める素晴らしい方法です。
子供の目線を奪うためには、物語の中で視覚的な要素を強調し、ページをめくるタイミングでワクワクさせることが効果的です。
さらに、子供が自分で読みたくなるような魅力的なキャラクターやストーリーを選ぶことも大切です。
これらの方法を取り入れることで、子供たちは読み聞かせの時間を楽しみ、自然と聴く力や集中力が向上していくでしょう。
そして、絵本を通じて子供たちの心を掴み、豊かな想像力を育むことができます。
私も初めて子供を産んで、絵本の読み聞かせの時全然聞いてくれなくて虚しくなりました。
そんな時に、保育園の先生から普段の読み聞かせの様子を教えてもらって家で実践すると子供が興味津々に聞いてくれるようになったので、あの時行動して良かったなと感じています。
絵本の読み聞かせは、子供たちの成長にとってかけがえのない時間となるでしょう。