【実体験】イヤイヤ期は“才能が伸びる黄金期”だった|1〜3歳で効果を感じた知育10選
イヤイヤ期は実は知育の黄金期です。
✔ イヤイヤ期=困る時期、ではありません
✔ 正しく関われば「思考力・感情力」が一気に伸びる
✔ 月齢別にやることを間違えなければOK
1歳半・2歳・3歳の月齢別に、私の実体験をもとにした具体的な知育法と関わり方を解説します。
おすすめ教材も紹介しますね♪

今の月齢に合った教材を選ぶだけで、イヤイヤ対応は驚くほど楽になります。
こんなご家庭に向いています
- イヤイヤ・癇癪が激しいお子さんに手を焼いている
- 言葉がなかなか増えなくて焦ってしまう
- お子さんが気持ちを伝えられず泣いてしまう
※この記事は、保育士資格保有者/幼児発達関連書籍・研修内容をもとに、実際の子育て体験を交えて執筆しています。
そもそもイヤイヤ期とは?

「毎日イヤイヤで疲れ切っている」
「しつけが悪いのか不安になる」
「何をすれば正解なのかわからない」
そんな悩みを持つ親御さんに向けて、
まずは“イヤイヤ期の正体”から整理します。
1歳半を過ぎた頃から、わが子は突然すべてに「イヤ!」と言うようになりました。着替えも、食事も、外出も思い通りにいかず、正直なところ毎日が消耗戦。

多くの親御さんと同じように、私も「この時期を耐えるしかない」と思っていました。

しかし、保育士や発達心理の専門書に触れる中で考え方が大きく変わりました。イヤイヤ期は“問題行動の時期”ではなく、自我・思考力・言語能力が一気に伸びる発達のピークだということを知ったのです。
✔ イヤイヤは“問題行動”ではなく、脳と心が急成長しているサイン
✔ 月齢(1歳半・2歳・3歳)に合った関わり方で、癇癪は確実に減る
✔ 知育は「教える」より「選ばせる・言葉にする」が正解
そこで意識的に関わり方を変え、イヤイヤを知育に置き換えてみたところ、子どもだけでなく親の気持ちも驚くほど楽になりました。
イヤイヤ期とは自己主張する発達段階
イヤイヤ期とは、主に1歳半〜3歳頃の子どもに見られる、
「何でも『イヤ!』と自己主張する発達段階」のことです。
イヤイヤ期は反抗ではなく、脳と心が急成長しているサインです。
- 「自分で決めたい」
- 「でも言葉や感情のコントロールが追いつかない」
- 「思い通りにいかないと爆発する」
このギャップが、「イヤ!」という行動として表れます。
なぜイヤイヤ期が起こるの?
理由は大きく3つあります。
- 自我の芽生え
- 「自分は自分」という意識が生まれる
- 言語能力が未発達
- 気持ちをうまく言葉にできない
- 感情コントロールが未熟
- 脳(前頭前野)がまだ発達途中
つまり、
👉 成長したいのに、能力が追いつかない状態です。
イヤイヤ期はいつからいつまで?

一般的な目安は以下の通りです。
- 始まり:1歳半前後
- ピーク:2歳前後
- 落ち着く:3歳頃〜個人差あり
※早い子・遅い子がいて当然です。
イヤイヤ期によくある行動
- 何でも拒否する(着替え・食事・外出)
- 理由なく泣く・怒る
- 癇癪(かんしゃく)を起こす
- 自分でやりたがるが、できないと怒る
これらはすべて正常な発達過程です。
イヤイヤ期は悪いもの?

いいえ。むしろ真逆です。
イヤイヤ期は、
- 自立心
- 判断力
- 感情理解
- 自己肯定感
の土台を作る超重要な時期です。
この時期をどう関わるかで、
その後の「考える力」「学ぶ力」に大きな差が出ます。
イヤイヤ期とは、1歳半〜3歳頃に見られる自己主張の発達段階で、子どもの脳と心が急成長している証拠です。
ただし、これはあくまで目安で、早い子も遅い子もいます。

イヤイヤ期は知育のゴールデンタイムなのです。
ママさんたちのリアルな声

みんな、最初は「私だけが下手なママなのかな…」って自己嫌悪になりますが、実はこれ、どの子も通る道なんです。
自我が芽生えて「自分でやりたい!」って主張してる証拠ですよ♪



データ出典:博報堂イヤイヤ研・花王メリット調査・AlbaLink子育てアンケート(2023-2025年)


買い物連れてくと大変すぎる! 早く終わってくれ〜って毎日思います。

ご飯を作ったのに『いらない!』って言われて、片付けたら『食べたい!』って泣かれる…。もうどっちなの〜ってなる

靴を履かせようとしただけで大泣き…。結局、家を出るまでに30分かかった!

『自分で!』って言うから見守るけど、できなくて怒る…。結局、助けても怒る…。どうしたらいいの?


スーパーで床に寝転んで泣き叫ぶ我が子…。周りの視線が痛くて、私も泣きたくなった


毎日が戦い。でも寝顔を見ると全部許せちゃうんだよね
イヤイヤ期を知育に変える具体的な関わり方

結論から言うと、イヤイヤ期の知育は
「教える」より「引き出す」が正解です。
ポイントはこの3つだけ👇
① 否定しない(まず受け止める)
×「ダメ」「違う」
○「そう思ったんだね」「イヤだったんだね」
→ 感情を認めることで、脳が落ち着き、学びが入る状態になります。
② 選ばせる(主導権を渡す)
×「これしなさい」
○「赤にする?青にする?」
→ 自己決定=思考力・判断力の知育。
③ 言葉にする(感情の翻訳)
「怒ってるね」「悔しかったね」「眠いのかな」
→ これはそのまま
語彙力+自己コントロール力の知育です。
イヤイヤ期知育を成功させるための3つの共通ルール
- 無理にやらせない
- 短時間で切り上げる
- できたことを言葉で認める
これだけで、知育は驚くほどスムーズになります。
【イヤイヤ期知育教材|失敗しない3つの基準】
☑ 月齢に合っている(少し簡単なくらい)
☑ 正解・不正解がなく「選べる余白」がある
☑ 親が教え込まなくても成立する
この条件を満たす教材は、
イヤイヤ期でも自然に続きやすいです。
1歳半(18か月頃)|「自分でやりたい」を丸ごと受け止める知育

1歳半頃のイヤイヤは、「自分で!」という気持ちが爆発する時期です。まだ言葉が少ないため、行動で主張します。
この時期に大切なのは、やらせる知育ではなく、生活そのものを知育にすることです。
具体的な知育実践例
朝の着替えでイヤイヤが出たら、 「どっちの服にする?」と2択だけ提示します。
選べる範囲を親が決めることで、子どもは“自分で決めた”満足感を得られます。
おもちゃの片付けでは、 「赤いの集めてみようか」と色だけを指定。
遊び感覚で分類力が育ちます。
【よくあるNG対応】
・言葉が通じないのに説明しようとする
・「早くしなさい」と急かす
・親主導で全部決めてしまう
→ これらはイヤイヤを悪化させやすいです。
この時期に伸びる力
- 主体性
- 色・形の認識
- 自己決定感

1歳半の知育は、成功させることより「参加できた」「選べた」という経験を積ませることが何より重要です。
【1歳半】向いている教材 主導権と自己決定感
「自分でやりたい」を丸ごと受け止める。生活を知育にする(例:2択で選ばせる)。「主体性」「色・形の認識」が伸びます。
| おすすめ商品タイプ | 目的・用途 | 楽天市場での検索キーワード例 |
| 選べるおもちゃ | 2択で選ばせる知育に適した、色違いや種類違いがある玩具。 | 知育ボール 2色、ベビーシューズ 2色セット |
| 触覚・視覚玩具 | 触って、音や色が分かりやすい教材。 | 音の出るおもちゃ 1歳、知育ボックス 1歳 |

モンテッソーリには随分と助けてもらいました(笑)
特徴
- 集中時間が短い
- 言葉はほぼ通じない
- 触覚・視覚がメイン
おすすめ教材タイプ
- 感情カード・表情絵本
- はめ込み・積むだけ玩具
- 音・色・形が分かりやすいもの
避けたい教材
- ルール説明が必要
- 机に座る前提
2歳|イヤイヤ期ピークは“言葉と感情”の知育チャンス

いわゆる「魔の2歳」。イヤイヤが最も激しく、親が一番つらい時期かもしれません。
この時期の鍵は、感情の言語化です。
実体験:感情カードで癇癪が減った話
2歳の頃、わが子は思い通りにいかないと床に寝転んで泣くタイプでした。そこで取り入れたのが、表情が描かれた感情カードです。
「イヤなんだね。悲しい?悔しい?」とカードを見せながら声をかけると、最初は指差し、次第に言葉で表現できるようになりました。
数か月後には、癇癪の頻度が明らかに減少。「言えないから泣く」が「言えるから落ち着く」に変わったのです。
具体的な知育実践例
- 感情カード・絵本で気持ちを言葉にする
- ストップ&ゴー遊びで切り替え力を育てる
- 「どうしたかった?」と短い質問を投げかける
この時期に伸びる力
- 語彙力
- 感情コントロール
- 前頭葉機能(注意・切り替え)

2歳のイヤイヤは、国語力と非認知能力の土台を育てる最大のチャンスです。
【2歳】向いている教材(最重要)言葉と感情の知育チャンス
感情の言語化が鍵。「ごっこ遊び」で語彙力や社会性を伸ばす。「語彙力」「感情コントロール」が伸びます。
| おすすめ商品タイプ | 目的・用途 | 楽天市場での検索キーワード例 |
| ごっこ遊び系教材 | 店員さんやお母さんなど、役割になりきって言葉を使う機会を増やす。 | おままごとセット 木製、お店やさんごっこ、ドクターセット おもちゃ |
| 言葉の絵本・図鑑 | 語彙を増やすための視覚的な教材。 | 言葉図鑑 幼児、どうぶつカード 知育 |
特徴
- イヤイヤ期ピーク
- 「自分で!」が最強
- こだわりが強い
おすすめ教材タイプ
- 分類・並び替えパズル
- ごっこ遊び系教材
- 選択肢が複数ある教材
成功のコツ
「やらせない・見せるだけ」
→ 勝手に始めたら大成功です。
3歳|イヤイヤ卒業期は“考える力”を伸ばす仕上げ段階

3歳になると、イヤイヤは少しずつ落ち着き始めます。その代わり、「なぜ?」「どうして?」が増える時期です。
ここでは、思考力・順序理解・比較力を意識した知育が効果的です。
具体的な知育実践例
- 1日の流れを絵カードで説明する
- 買い物中に「どっちが大きい?」と比較する
- パズルや積み木で試行錯誤させる
この時期に伸びる力
- 論理的思考
- 数・量・順序の理解
- 集中力と達成感

実体験として、3歳頃からパズルに集中する時間が一気に伸びました。完成したときの達成感が、自信につながっていると感じます。
【3歳】向いている教材 考える力を伸ばす仕上げ段階
「なぜ?」「どうして?」が増える時期。「思考力」「順序理解」「集中力」を伸ばす。
| おすすめ商品タイプ | 目的・用途 | 楽天市場での検索キーワード例 |
| ストーリー性パズル | 物語を理解しながら、順序立ててピースを完成させる。 | ステップパズル 3歳、知育パズル ストーリー |
| 簡単なルール遊び | 勝ち負けを伴わない、協力や順序を意識した簡単なボードゲーム。 | 幼児 ボードゲーム 知育、カードゲーム 3歳 |
特徴
- 言葉が増える
- 理由を知りたがる
- 考える力が伸びる
おすすめ教材タイプ
- ストーリー性のある教材
- なぜ?を考える課題
- 簡単なルール遊び
注意点
正解を急がないこと。
考える過程が知育です。
イヤイヤ期知育で本当に役立った教材の実体験

実際に使って負担が減り、効果も実感できました。
どんな経過だったか感想を書きました。
① 感情カード(イヤイヤ期の必須アイテム)
2歳前後の癇癪が多い時期に、いちばん助けられたのが感情カードです。
表情を見ながら「悲しい」「悔しい」「眠い」などを言語化することで、泣く回数が明らかに減りました。
- イヤイヤ・癇癪が激しい
- 言葉がなかなか増えない
- 気持ちを伝えられず泣いてしまう
② 図形・分類系知育パズル
イヤイヤ期の「こだわり」を、そのまま知育に変えられるのが分類パズルです。
色・形・大きさを比べる遊びは、3歳以降の算数的思考にも直結します。
実感した効果
- 集中時間が伸びた
- 最後までやり切る力がついた
- 達成感から自己肯定感が上がった
③ 幼児向け通信教育(親の負担を減らす最短ルート)

毎日「今日は何しよう?」と悩む時間がなくなったのが最大のメリットです。
年齢別に最適化された教材なので、イヤイヤ期でも無理なく続けられました。
- 月齢に合った課題
- 遊び感覚で学べる
- 親が教え込まなくていい
→ 忙しい家庭ほど導入する価値があります。
通信教育はイヤイヤ期に向いている?

結論:条件付きで向いています。
向いている通信教育の条件
- 月齢別に最適化されている
- 遊び中心
- 親の説明が少なくて済む
\0歳から6歳までの学習内容を全部使えるから、ピッタリな内容を学べる/
向いていない通信教育
- ドリル中心
- 机学習メイン
- 親が教える前提
イヤイヤ期は「家庭学習」ではなく「生活の中の知育」がベースです。
よくある質問(Q&A)

Q1. イヤイヤ期に知育をしても大丈夫ですか?
A.はい。イヤイヤ期は脳の発達が活発な時期で、無理にやらせず遊び感覚で行えば非常に効果的です。
Q2. 知育はどれくらいの時間やればいいですか?
A.1回5〜10分で十分です。短時間でも毎日続けることが重要です。
Q3. イヤイヤがひどい日はどうすれば?
A.無理に知育をせず、感情の言語化やスキンシップを優先してください。それ自体が立派な知育です。
Q4. 2歳と3歳で知育内容は変えるべき?
A.はい。2歳は感情と言語、3歳は思考力や順序理解を意識すると効果的です。
Q5. 市販教材と通信教育、どちらがいいですか?
A.どちらでも良いですが、継続しやすい方法を選ぶことが最優先です。
まとめ|イヤイヤ期は親子で成長できる特別な時間

イヤイヤ期は確かに大変です。しかし視点を変えれば、子どもの才能が一気に芽吹く特別な時期でもあります。
月齢に合った関わり方を意識するだけで、
- イヤイヤが減る
- 子どもの理解力が伸びる
- 親のストレスが軽くなる
という好循環が生まれます。
今まさにイヤイヤ期の真っ只中にいる方も、これから迎える方も、「知育のチャンスなんだ」と少し肩の力を抜いて向き合ってみてください。
イヤイヤ期に強い知育教材を選ぶには、選択できる余白・失敗しても楽しい設計・感情を言葉にできる要素が重要です。月齢に合った教材選びで、イヤイヤ期は最高の知育タイミングになります。


